フリーランスの領収書、毎日ペタペタと貼るのがいい。ためないのが正解
フリーランスは営業、業務だけでなく、経理も自分でしないといけません。
この経理処理は領収書一枚一枚を会計システムやエクセルに入力する必要があり面倒です。ためるとなおさらです。
面倒ですが処理しないと経費になりませんので自分のためだと思って処理しないといけないですが、なるべく負担なく、ストレスなくしたいものです。
(※電子保存については記載していません)
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放っておくとたまる。みんなどうやっている
放っておいてお金がたまればうれしいですが、領収書は放っておき処理しないと経費にならず、その分お金が減ることになります。(売上高-必要経費=事業収入。事業収入×所得税率で税額計算されるため、必要経費が少ないと収入が増え、納めるべき税金が増えます)
領収書がたまってくると処理するのが面倒ですが、お金が減ることを考えると損しますのでしないわけにはいきません。
毎日するが正解
毎朝でもその日の終わりでもいいですので毎日することが正解です。そうすると処理するのは一日分で、それほど量は多くないです。また毎日することで記憶も新しいので思い出す時間がなくストレスが少ないのです。
思い出す時間ですが、領収書だからといって全部を経費にしていいわけではありません。あくまで「事業」のために使った分だけです。
また毎日することで、記憶が新しく、使いすぎた場合も「使いすぎたなー」という感覚が残っており自己への戒めにもなります。
ペタペタ貼る
領収書は一年分となると相当な量になりますので、処理も大変ですが、保存もその分大変ですが、法律により法人も個人も保存が義務付けられており、法人も個人も7年必要です。(個人で白色申告の場合は5年)
またこの7年というのも領収書の発行日ではなく、申告の期限日起算です。
とはいっても一枚一枚きれいに保存する必要はなく、雑で大丈夫です。(なくならない範囲で、ですが)
どの程度雑でもOKかですが、箱や袋ににどばっといれておくだけでもOK。紙に丁寧に、日付順に貼る必要はありません。また月別に分けるかどうかですが、個人の好みで私は分けていません。
箱や袋、クリアファイルにどばっといれておくだけもOKですが、これだとポロっと落ちることがあります。すぐであれば戻せばいいですが、後で発見した場合何の領収書か考えないといけなく時間の無駄です。
ですので私がおすすめする方法は、A4用紙にペタペタと貼る方法です。
貼るのも領収書全体を糊付けするのではなく、領収書の上辺だけ糊付けし貼っていきます。(私はテープ糊を使っています)
見た目的にはきれいではありませんが、きれいに保存する必要はなく領収書の存在が必要になったときに何とか探せる状態であればいいです。(領収書を入力した会計データは見かえすことがあっても、領収書自体は見かえしたりしませんので)
これを年度別で分けて保存すればよく、このA4用紙をクリアファイルに入れてしまっておけばいいでしょう。
全部の領収書ではない。あくまで事業用のものだけ
領収書の保存義務があるのは取引の根拠資料だからです。そのため同じ領収書でもプライベートで使用した分は保存する必要はありません。逆に経費にならないプライベートの領収書もペタペタ貼ってしまうとややこしくなります。
この事業用というのは、領収書を見ただけではわからず、自分しかわかりません。スタバでコーヒーを飲んでもただ単にコーヒーを飲みたかっただけならプライベートな支出なので事業用の経費にはなりませんが、打ち合わせでスタバを使用したのであらば経費になります。
同じスタバの領収書でも経費になったり、経費にならなかったりするので、それがどっちだっかたかは自分しかわかりませんし、昨日のことなら覚えていても3日前、1週間前なら忘れている可能性もあります。その思い出しに時間がかかったり、判断を間違う可能性があるので、記憶が新しいうちに処理するのは余分なストレスにならなくてすみます。
まとめ
処理するのは面倒ですが、ためると余計に面倒なもの。未処理の束を見ただけで億劫になります。なのでためずに毎日処理する方が一度に処理する枚数も少なく、また記憶が新しいので思い出す時間が少なくてすみます。
またきれいに保存する必要もなくペタペタと上から貼っていけばいいです。
大事なのは漏らさず確実に処理することできれいさではありません。
【編集後記】
先日とある会社の方が営業に来られました。その営業の方は事前に自社のパンフレットと自分の紹介ペーパーを郵送してきていたのですが、簡単な情報でも自己紹介ペーパーがあった方がどんな人かがわかり、いいなと思いました。結局今の自分には必要ないものだったのでお断りしたのですが、興味が出た際にはその方にお願いしようと思います。
昨日その方からお礼状(会って話を聞いただけですが)が届いていました。営業の一環とは分かっていても、一瞬でも思い出してもらえるかどうか(実際、あーあの時の人かと思い出しましたし、悪い気はしません)で営業結果が変わるのかもと思い、ひと手間をかけるかどうかが大事なんだなと改めて実感しました。