目的と目標の違い。目的は一つ。目標は目的を達成するためにある

目的と目標。

似ているようで異なるもの。
目的:成し遂げようと目指す事柄。行為の目 指すところ。意図している事柄
目標:目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。的(まと)。

普段あまり意識せずにこられの言葉を使っていましたが、その意味は明確に異なっていることを学びました。

7つの違い

1.目標は目的のためにある

目標は目的を達成するためのステップ。あくまで「目的」を達成するために目指すべき行動やその道筋を示したものが「目標」

2.目標は具体的に、目的は抽象的に

目的は「地域を元気に」や「幸せになる」といった概念的なもの。目標はその目的を叶えるための道しるべ。なので目標は具体的にクリアできる手段や手法がわかるものである必要があります。

3.目標は見えるモノ、目的は見たいモノ

目標は目的に向かうための道しるべなので、その目標に向かってどう行動したらよいのかがわかる必要があります。目標に到達することでそれまで目的としていたものにより近づけたと感じられればその道筋(目標設定)は間違っていないということ。
また目標をクリアした時に、「目的」の見え方が変わることもよくあること。目的の見え方や捉え方を確かにするために必要なものが目標であると認識します。

4.目標は過程、目的は行き方

「目標」は「目的」に到達するための道筋であり、過程となります。
ひとつの「目標」を達成した先で「目的」により近づくための方向を見極め、次の目標を定めて進んでいくことでのみ「目的」を叶えることができます。

5.目標は複数、目的はひとつ

「目的」に向かい「目標」を定めて進んでいく中では、クリアする目標はひとつとは限りません。またひとつの目標をクリアした時点で、目的に向かう道筋がいくつも枝分かれすることもありえます。

設定した目標はその「目的」のためにあるもの。目的が異なれば当然その道筋・過程となる「目標」も異なってきます。
そのため、複数の「目的」を目指して「目標」を掲げると、それだけ「目標」の数が多くなり、結果的に二兎を追う者は一兎をも得ずという状態になる恐れもあります。

なので、本当に成し遂げたい事柄を「目的」としてひとつに絞ることで結果的に早く目的に到達できるのではないでしょうか。

6.目標は諦めても、目的は諦めない

ひとつの目標を達成しても目的に近づかない場合もあります。今の目標より別の目標を達成した方が早く目的に到達することもあるでしょう。大きな目的を叶えるためには進む方向を見極めて、目標を常に更新することも必要です。
大きな「目標」に向かい挫折したとしても、「目的」を見失わないことが大事で、再度目標設定をやり直し、別のアプローチから「目的」を達成するルートを試みることが大切となります。

7.目的は目標の先にある

「目的」に向かってそれを達成するためにクリアすべき「目標」を立てます。目標は大きくなくてもよく、自分がクリアできる範囲で目標を立て、目的を見失わずいくつもの目標をクリアしていくことで、目的に近づいていきます。
目標をクリアする過程で、目的の見え方、捉え方が変わってくることも考えられるので、常に目的を見据えることも忘れず行動していきましょう。

(巳波が作成。スクリーンショット)

レンガ積みの男の例

この目的と目標の話の際によく出てくる話があります。それがレンガ積みの3人の男の話です。

ある建築現場で3人の男がレンガ積みをしていました。
そこを通りかかった人が、男たちに「何をしているのか?」と尋ねました。

一人目の男は「レンガを積んでいる」と答えました。
二人目の男は「食うために働いているのさ」と言いました。
三人目の男は「後世に残る街の大聖堂を造っているんだ!」と答えました。

このとき、3人の男たちの目標は同じで「レンガを積むこと」で、一日に何個のレンガを積むとか、何ミリの精度で組み上げるとか、何月何日までに積み終えるとかです。

しかし目的は3人ともばらばらで、一人目の男は「目的を持っていない」(目標となるレンガを積むだけ)、
二人目の男は「生活費を稼ぐことが目的」であり
三人目の男は「歴史の一部に自分が関わり、世の役に立つこと」が目的となっています。

身近な例

ディズニーランドで楽しむ!という目的のためには、どんな目標を立てればいいでしょうか。

その目標を達成するための目標を設定し、またその目標を達成するための目標を…というようにひとつひとつクリアしていくことで目的に近づいていきます。

(巳波が作成。スクリーンショット)

まとめ

目的と目標。目的がバシッと決まっているなら、その達成に向けた目標を設定し、その目標をクリアするように行動していくことで、目的に近づいていきます。近づいていなかったり、違う方向に進んでいれば、目的にあうような目標を再設定しまた行動していくことが大事かと思います。

冒頭の「合格証書」の写真は公認会計士試験に合格した時のものです。この時の目的は「公認会計士試験に合格すること!」でした。そのための目標が「全答練で〇位以内に入ること」や「(名前は忘れましたが)朝一からの答練に毎日参加する」などで、その目標のための小さな目標がまたあって、というものだったはずです。(当時は目的、目標とか定義せずただひたすらに勉強していましたが)

目的、目標の定義もそうですが、ただやりたいように、がむしゃらにというものではなく、戦略的に、計画的にという考え方もできると思います。


【編集後記】

昨日は前職の同期と業務上の話をしていて、「それ知らんかった」というものがいくつか。今進んでいる案件にもろに関わることだったので良かったです。こういった業務上の話が気軽にできるのも同期のいいところです。

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