インターネット上だけでなく、実際に手渡しできる紙の営業ツールもあった方がいい

独立すると営業もしていく必要があります。
組織にいるときは、部のトップであったり、営業担当であったり、組織の看板が営業してくれていて、自分の目の前に仕事が回ってきていました。

しかし、独立後は目の前に勝手に仕事が来ることはなく、自分で取りに行くしかありません。ましてや独立当初の人間に「看板」なんてあるわけでもなく、その看板(信頼)も作っていかないといけません。(すごい実績をもって独立された方は別です。例えばUSJを立て直した森岡毅氏のように)

そのためまずは知っていただくことが重要でそのために営業ツールを用意し、自分を知ってもらう努力をしないといけません。

Contents

紙媒体

紙媒体での営業ツールは、実際に会っていただきお渡しする場合が多いですので、手元にあると一度は見ていただける可能性が高いのがメリットです。

名刺

初めてお会いする方とは名刺交換からスタートします。

その数秒で相手の記憶にどの程度残るかが大事だと思います。
私の場合は、「巳波」という感じがそもそも珍しく、名前の話題になることが少なくありません。
「珍しい漢字ですね~」「どちらのご出身ですか?」など。ここで数点名前に関するエピソードや小話を添えられると記憶に定着しやすくなると思いますが、そこがまだまだ弱いように思います。(定番のフレーズを考え中)
このほかにも「なんて読むんですか?」と言われることもあります。名刺交換の際に「みなみです」と言っていますが、全く記憶に残っていない…。ただ、その後名刺を見たときに「ん?なんて読むんだ?」となっただけでもありがたく、結果として上記のようなやり取りに発展する場合が多いです。

また私は身長188㌢あるため、皆さんはじめはギョッとびっくりされます。少し慣れてこられると「巳波さん、デカいんだから~」とか「本当にデカいですね~」と会話の一端にしていただけます。
昔、監査法人時代のお客様で、担当が変わった会社の経理部長から、名前は忘れてしまったけど、あの背が大きい人は元気にされていますか?と言ってくださったことも多く、名前もそうですが、見た目の特徴も記憶に残るひとつです。

写真は最近出来上がった私の名刺です。それまでは独立に際してとてもシンプルなものを使っていましたが、今後はこちらをメインに使う予定です。名刺を変えたからといって、デザインを良くしたからといって、仕事につながるわけではありませんが、自分の気持ち面で変化もありますので自分がいいと思ったものを使うようにしていきたいです。
ちなみにこの名刺のロゴ、名刺全体のデザインは知り合いのデザイナーさんにしていただきすごく気に入っています。

セルフマガジン

以前このブログでもご紹介したセルフマガジンです。記事→セルフマガジン完成。webも大事だが、紙も大事

初めての方にご挨拶をした際、何やっているかをその場で伝えることはできますが、その後の記憶の定着も考えてセルフマガジンをお渡しするようにしています。

これは作成過程において自分を見つめなおすことができるという裏のメリットもありましたが、少しでも見てもらえて、「へぇ~こんなことしている人なんだ」と思ってもらうためのツールです。

実際に公認会計士、税理士と名乗っていますが、特に公認会計士なんて名前は聞いたことあるけど実際何やってる人なのかは検討がつかない方も多いわけで、そんなときセルフマガジン(自己紹介パンフレット)が有効です。

協会のパンフレット

公認会計士協会発行のパンフレット。こちらは最近協会にお願いして営業用にいただいたパンフレットですが、自分がしたいことが簡潔にまとめられたものだったので営業用に使っています。

同じようなことで、それぞれが属されている業界が作っているパンフレットで、業界的に盛り上がることを目的として作られたものであれば使ってみてもいいかと思います。

インターネット上の媒体

紙とは違い、直接会ってなくても、また会ったことがない方にも見ていただけ可能性があるもので、その訴求人数はすべての人となります。(言語の関係からこのブログは日本語が読める方限定ですが)

自分自身は営業していないときにもネット上で営業してくれるツールなので、現代においては使わない手はありません。

ブログ

このブログもそうですが、ネット上にあり続けることでいまではなくとも、あとあとになってどなたかの役に立つ可能性があります。

文章を書くことで自分の考えが整理できるというメリットもあり、また自分が思っていないポイントが役に立ったりするため、どこに訴求ポイントがあるかも勉強になります。

メルマガ

ブログは広く一般に公開しており、読み手からするとブログを見に行くことになりますが、メルマガは発信者から特定の方へお届けするもので、自ら登録していただいた場合は読んでいただける可能性が高いツールです。

私は現時点でメルマガは発行していませんが、いつもブログを拝見している方は毎日ブログを更新しつつ、メルマガの発行もされており一日で2度拝見することになります。

SNS

Facebook、インスタグラム、Line、Twitter、GoogleプラスなどのSNSもインターネット上の媒体です。

個人的にはどれもしていますが、どちらかというよりプライベートな発信で、それこそ気ままな発信です。

ただFacebookは業務上知りあった方ともつながる可能性が高いので、プライベートな投稿をどう考えるかは価値観の問題もありますが、それも含めて「私」ですので、普段とはまた違った一面という意味でプライベートの投稿をしています。

これに関しては本当にそれぞれで、事業用にFacebookページを作っている方、Facebookではプライベートの投稿はしない方、逆にプライベートのみの方。

どれが正解とかはありませんので、いろいろ試しながらしていくのがいいと思います。

目の前の仕事

実はこれが最大の営業だと考えています。

ご縁があってお仕事をすることになったお客様の仕事を最大限行い、お客様にご満足いただけることが最大の営業です。

いろいろな形で人となりを知っていただいても、肝心の「仕事」面は実際に仕事をするまではわかりません。目の前のお客様の仕事を最大限しご満足していただくことで、「人となり」から、「人となり+仕事」と変わり、リピートをしていただけるかもしれませんし、違うお客様をご紹介いただくかもしれません。

口コミは”その他のいろんな検討”をすっ飛ばす力があると考えていますので、目の前の仕事を大事にしています。

また、営業により新規受注は脳に刺激が強く中毒性のあるものとも言われますが、新規受注をするためにはそれなりにコストと時間がかかります。一方、リピートでの受注の場合、一度仕事をさせていただいているため、どんな仕事をするのかを分かったうえでのご依頼となりますので、業務上もスムーズにいくことが多いですし、何より営業コストが少なくなります。

まとめ

紙、インターネット上の媒体を比較してみました。どちらかというわけではなく、どちらも行う方がいいですが、それぞれ特徴がありますので、特徴に合わせた発信の仕方を表現する必要があります。

インターネット上の見てもらいやすさは△としていますが、これはブログやHPで考えており、認知度があがり適切に訴求できていけば△→〇→◎となるでしょう。またそうならないといけません(自戒を込めて)

 


【編集後記】

今年の10月は土日が雨ばかりで、どこにも出かけられず雨にうんざりしています。遠出でなくとも近くの公園でもいいので子供を連れていきたいのですが、雨。雨。雨。
11月は寒くもなりますしが、これまでたまった出かけたい欲を発散したいですね。

 

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